注目の良血馬対決はルメール&キタノコマンドールが勝利!…阪神新馬

キタノコマンドール

12月23日(土)、5回阪神7日目5Rで2歳新馬(芝2000m)が行なわれ、C.ルメール騎手騎乗の2番人気・キタノコマンドール(牡2、栗東・池江寿厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:06.1(良)。

2着にはクビ差で1番人気・サトノグロワール(牡2、栗東・池江寿厩舎)、3着には3/4馬身差で5番人気・ジャックローズ(牡2、栗東・斉藤崇厩舎)が続いて入線した。

前半の1000mが65.8秒というスローな流れとなり、勝負は終いの瞬発力。4番手で直線を向いたキタノコマンドールが力強い末脚で前にいた各馬を差し切ったが、ゴール直前で内側に斜行。着差も際どく長い審議となったが、到達順通りに確定した。

勝ったキタノコマンドールは、昨年のセレクトセールにて2億0520万円の高値が付いたディープインパクト産駒で、姉にデニムアンドルビー、母系にはトゥザヴィクトリー、トゥザグローリー、サイレントディールといった活躍馬が多数出ている超良血。ゴール前に斜行して少し後味が悪いものとなってしまったが、直線での力強い脚取りは陣営の期待に違わぬもの。次走以降の走りも注目される。また、この世代から新規参入したDMMドリームクラブは嬉しい初勝利で、この馬は北野武さんが名付け親となっている。
馬主はDMMドリームクラブ株式会社、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「命名者の名前とフランスの芸術文化勲章の最高位の名称より」。

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  • キタノコマンドール
  • (牡2、栗東・池江寿厩舎)
  • 父:ディープインパクト
  • 母:ベネンシアドール
  • 母父:キングカメハメハ

キタノコマンドール

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