【天皇賞(秋)】17年ダービー馬レイデオロが堂々差し切り!ルメールは3週連続G1V

レイデオロ

10月28日(日)、4回東京9日目11Rで第158回天皇賞(秋)(G1)(芝2000m)が行なわれ、C.ルメール騎手騎乗の2番人気・レイデオロ(牡4、美浦・藤沢和厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:56.8(良)。

2着には1馬身1/4差で4番人気・サングレーザー(牡4、栗東・浅見厩舎)、3着にはハナ差で6番人気・キセキ(牡4、栗東・中竹厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたスワーヴリチャード(牡4、栗東・庄野厩舎)は10着に敗れた。ダンビュライトは放馬の影響で取り消しとなった。

1番人気スワーヴリチャードは出遅れ。注目の逃げ馬は、外から行く気を見せたキセキ。これにヴィブロス、アルアイン、ステファノスが先行集団。少し離れてミッキーロケット、間隔をあけてレイデオロ、もうひと間隔あけてサングレーザーが続く。後方集団にはブラックムーン、サクラアンプルール、スワーヴリチャード、マカヒキ、最後方にアクションスターという隊列。
前半1000mが59.4秒と締まった展開で、逃げるキセキが勢い良く直線へ。他の先行馬は付いていけず、中団から外に持ち出したレイデオロやサングレーザーが伸びてくる。キセキもしぶとく粘るが、ゴール寸前で2頭に交わされ、レイデオロが先頭でゴールイン。サングレーザーもレイデオロとの差は詰められなかった。

勝ったレイデオロは17年ダービー馬。半弟は18年セントライト記念(G2)で2着のレイエンダ。近親には12年帝王賞(Jpn1)など重賞4勝のゴルトブリッツなど活躍馬多数。18年は明け初戦の京都記念(G2)で2着、ドバイシーマクラシック(G1)で4着と勝ち切れずにいたが、前走のオールカマー(G2)で約1年ぶりの勝利を挙げると、今回の天皇賞(秋)(G1)で連勝を決めた。馬主は有限会社キャロットファーム、生産者は安平町のノーザンファーム

天皇賞(秋)の全着順・払戻金はコチラ⇒

1着 レイデオロ(ルメール騎手)
「天皇賞は初めて勝つことができました。2着ばかりでしたが、今回はチャンスがあると思っていました。コンディションは完璧で、レースも完璧でしたね。ずっといい気持ちで運ぶことができました。ちょうどいいペースで、とてもリラックスしていましたね。ずっとスムーズに運べました。キセキはいい馬なのでマークして運んで、直線では長い脚を使って頑張ってくれました。素晴らしい馬に乗せていただいているので、また頑張ります」

  • レイデオロ
  • (牡4、美浦・藤沢和厩舎)
  • 父:キングカメハメハ
  • 母:ラドラーダ
  • 母父:シンボリクリスエス
  • 通算成績:11戦7勝
  • 重賞勝利:
  • 18年天皇賞(秋)(G1)
  • 18年オールカマー(G2)
  • 17年東京優駿(G1)
  • 17年神戸新聞杯(G2)
  • 16年ホープフルS(G2)


※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。