これが東京巧者の実力!ダイワキャグニーがメイS連覇達成…メイS

ダイワキャグニー

5月18日(土)、2回東京9日目11Rでメイステークス(芝1800m)が行なわれ、内田博幸騎手騎乗の2番人気・ダイワキャグニー(牡5、美浦・菊沢厩舎)がスタートから先団につけ、道中少し掛かる素振りもありながら直線で早めに抜け出し、後続を完封して優勝した。勝ちタイムは1:45.8(良)。

2着には2馬身差で5番人気・カラビナ(牡6、栗東・藤岡健厩舎)、3着にはクビ差で12番人気・ショウナンバッハ(牡8、美浦・上原厩舎)が続いて入線した。

勝ったダイワキャグニーは父キングカメハメハ、母トリプレックス、母の父サンデーサイレンスという血統。16年11月に新馬勝ちすると、4戦3勝で日本ダービーに臨んだように、早くから素質の片鱗を見せていた。昨年のメイSを勝って以降は勝ち星を挙げることができていなかったが、前走のダービー卿チャレンジトロフィー9着から見事に巻き返してみせた。

馬主は大城敬三、生産者は千歳市の社台ファーム

メイステークスの全着順・払戻金はコチラ⇒

1着ダイワキャグニー(内田騎手)
「道中は良いリズムで走れて外からも来られませんでしたし、こうなると強いですね。最後はグングン伸びるのでビックリしました。右回りがダメではありませんが勝負どころで外に張る感じになりますし、左回りの方が器用な走りができます。返し馬の感じも惚れ惚れするくらい良かったですし、操縦性も高いですね。先の見える競馬ができて良かったと思います」

2着カラビナ(武藤騎手)
「先生からは2、3番手から競馬をするように指示を受けていましたが、休み明けの分もあってゲートが遅くて後ろからになってしまいました。それでも操縦性の高い馬で馬群の中でもリラックスして走れていましたし、直線では今日これまでのレースで内から伸びる馬もいたので内を狙いました。最後も良い脚を使ってくれましたね。久々を叩いて次は更に良くなると思います」

3着ショウナンバッハ(吉田豊騎手)
「以前に乗せてもらったときと比べて、馬が良くなっていました。返し馬の雰囲気も良かったですし、これまで着けていた馬具を全部外したことも良い方に向いたと思います。併せ馬の形になっても良い脚を使ってくれましたし、頑張りましたね」

4着ストーンウェア(中谷騎手)
「止まりにくい馬場を考慮して、いつもより前のポジションから競馬をしました。勝ち馬の後ろから良い形で運べました。直線ではギュンと伸びましたし2着はあるかと思いましたが、最後に止まったのは休み明けの分かと思います。乗りやすくて良い馬です」

5着ブレスジャーニー(石川騎手)
「後ろから行くタイプなので展開に左右されますが、今日も終いはよく伸びています。展開が向けばチャンスがあると思います」

9着レイエンダ(アヴドゥラ騎手)
「返し馬のときから脚元を気にしていましたし、この馬にとっては馬場が硬かったようです。直線で思ったより伸びなかったのは、その辺りが影響したかと思います。レースの形はパーフェクトでした」

  • ダイワキャグニー
  • (牡5、美浦・菊沢厩舎)
  • 父:キングカメハメハ
  • 母:トリプレックス
  • 母父:サンデーサイレンス
  • 通算成績:17戦6勝

ダイワキャグニー
ダイワキャグニー

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。