【マイルCS】ちょっとだけ視点を変えれば穴馬が見えてくる!?<PR>

阪神芝1600mの阪神牝馬Sでも勝利経験があるサウンドキアラ<br>写真提供:競馬ラボ

阪神芝1600mの阪神牝馬Sでも勝利経験があるサウンドキアラ
写真提供:競馬ラボ


人気馬が総崩れで波乱決着となったエリザベス女王杯を見て、今週も荒れるんじゃ?と考えている方もいるでしょう。

マイルチャンピオンシップ(G1、阪神芝1600m)を予想する前に、この記事を読んでおくことをオススメします。

ポイント① 距離延長組に注目しよう

阪神芝1600mは数多くの重賞が行われる舞台で、その臨戦過程を見ることで激走候補が浮かび上がってきます。

そこで注目すべきは前走から距離を延ばしてきた馬です。

重賞となるとマイル戦でもペースが速くなるため、余裕を持って流れに乗れることが理想的。1200mや1400mを走ったことで十分なスピード感覚が身に付いているというわけです。

例えば、今年のマイラーズCで3着のカイザーミノル(9人気)やアーリントンCで3着のレイモンドバローズ(7人気)は、元々はマイル以上の距離で好走していましたが、直前には短い距離を使っていました。

ただ、これは偶然ではありません。阪神芝1600m重賞では、『距離延長組』を買い続けると、単勝・複勝ともプラス収支になるのをご存知ですか?

▼阪神芝1600m重賞の前走距離別成績(過去5年)
距離延長[ 7- 3- 8- 95]
単勝回収率228%・複勝回収率118%

同距離 [17-18-16-172]
単勝回収率 28%・複勝回収率 56%

距離短縮[ 4- 5- 3- 56]
単勝回収率 32%・複勝回収率 57%
2歳重賞は除く

『回収率』とは対象馬の単勝及び複勝を同額で買い続けた場合、いくら儲かるかを示した数値です。

単勝は20年中京記念のメイケイダイハード(18人気)の影響があることは確かですが、複勝も回収率100%超え。ひたすら買い続けても美味しい馬券が狙える条件となっています。

ポイント② 展開面から浮上する候補馬

先週のエリザベス女王杯は、人気馬3頭が揃って前に行き逃げ先行馬が総崩れ。後方で待機していた差し追い込み馬同士の決着となりました。

今週も再びレースの流れが速くなるのか。一転して流れが落ち着くのか。

激流となった場合は、カテドラルサウンドキアラダーリントンホールなどプレッシャーを受けない立場の差し馬が台頭しやすいはず。

中でもサウンドキアラは、昨春は重賞3連勝で臨んだヴィクトリアマイルでアーモンドアイの2着と健闘。それ以降は不振が続いていましたが、前走のスワンSでは道中スムーズさを欠きながらも力強く伸びて2着と復活を予感させる走りでした。なおかつポイント①に当てはまります。

一方で、有力馬が牽制しあって流れが落ち着いた場合は、グレナディアガーズホウオウアマゾンロータスランドなどに粘り込むチャンスが生まれます。

中でもスワンSで3着のホウオウアマゾンは、約半年ぶり、プラス22キロと余裕残しながら初の1400m戦でも難なくハナに立つスピード、粘りを見せました。ひと叩きして状態が上向いているようなら先週のステラリアに続いて、伏兵3歳馬が激走があるかもしれません。そして、この馬もポイント①に当てはまります。

ここからは、より実戦的な攻略法について説明していきましょう。

マイルCSで引退が発表されたグランアレグリア、毎日王冠を制し強力3歳世代のトップ格であるシュネルマイスターなど、今年はG1馬が6頭も参戦してきました。すでに対戦している組み合わせもあれば、今回が初顔合わせという馬も少なくありません。

「何が起こるか分からないのが競馬」と言われるように、未知の要素がある以上、実績だけで決め付けるのは早計です。

古馬の場合は状態がいいのかどうか、能力の衰えがあるのかどうか。3歳馬の場合は成長しているのかどうか、力関係はどうなのか。といった目に見えにくい部分も判断する必要があります。

また、出走16頭が上位を目指して理想のポジションを確保しに行きます。開催後半で内目が荒れてきた馬場、枠順やペースによる馬群の隊列、レース展開など、様々な要素が複雑に絡み合ってきます。

エリザベス女王杯の結果が頭から離れず、マイルチャンピオンシップも荒れるのではないかと、普段は気にしないような穴馬にも目が向いている方も多いでしょう。ただ、手広く買って的中してもマイナス収支なら意味がありません。

そこで、ぜひ参考にしてもらいたいのが【 馬券候補5頭 】です。これを見れば…

人気があってもなくても、買うべき馬がひと目で分かります。先週のエリザベス女王杯では9番人気3着に激走した、クラヴェルを推奨していました!

長年、競走馬を間近で見てきた元調教師が出走させる側の視点から見抜く候補馬は必見です。競馬ファンと一線を画す視点に注目してください。

軸馬が決められなければボックス馬券もアリですよ!

マイルチャンピオンシップでは【 馬券候補5頭 】を活用して、好配当を狙ってみましょう。
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