【ジャパンカップ】滅多に無い2強決着!今年の結末はいかに…<PR>

ジャパンCでコントレイルと2強を形成する3歳馬シャフリヤール<br>写真提供:競馬ラボ

ジャパンCでコントレイルと2強を形成する3歳馬シャフリヤール
写真提供:競馬ラボ


豪華メンバーが揃ったジャパンカップ(G1、東京芝2400m)の予想を始める前に、こちらの記事を読んでみましょう。2強を打ち砕く逆転候補がいますよ!

ポイント① 2強決着の確率は極めて低い!?

今回はコントレイルシャフリヤールの新旧ダービー馬“2強”ムードとなっています。

しかし、芝の中長距離G1で2強対決となった場合、そのまま上位人気2頭で決着することは滅多にありません。

▼G1競走における2強の定義
・1・2番人気が単勝2.9倍以内
・離れた3番人気の単勝が5.0倍以上
※芝2000m以上のG1が対象

21年 大阪杯(G1、阪神芝2000m)
1着 レイパパレ(4人気 12.2倍)
2着 モズベッロ(6人気 68.8倍)
3着 コントレイル(1人気 1.8倍)
4着 グランアレグリア(2人気 2.8倍)

17年 天皇賞・春(G1、京都芝3200m)
1着 キタサンブラック(1人気 2.2倍)
2着 シュヴァルグラン(4人気 12.0倍)
3着 サトノダイヤモンド(2人気 2.5倍)

16年 有馬記念(G1、中山芝2500m)
1着 サトノダイヤモンド(1人気 2.6倍)
2着 キタサンブラック(2人気 2.7倍)
3着 ゴールドアクター(3人気 7.9倍)

10年 日本ダービー(G1、東京芝2400m)
1着 エイシンフラッシュ(7人気 31.9倍)
2着 ローズキングダム(5人気 19.5倍)
3着 ヴィクトワールピサ(1人気 2.1倍)
6着 ペルーサ(2人気 2.6倍)

07年 秋華賞(G1、京都芝2000m)
1着 ダイワスカーレット(2人気 2.8倍)
2着 レインダンス(7人気 43.2倍)
3着 ウオッカ(1人気 2.7倍)

芝の中長距離G1における2強対決は該当例が意外にも少なく、しかも上位2頭で決まったのは2016年の有馬記念1回のみなのをご存知ですか?

多くのファンが思い描く2頭によるマッチレースとはならず、伏兵馬が割って入ったり、今年の大阪杯で2強を形成したコントレイル(3着)、グランアレグリア(4人気)のように、揃って連対を外すことも珍しくありません。

今回が引退レースとなるコントレイルは同世代相手では無敗でしたが、古馬相手では未勝利。前走の天皇賞・秋では3歳馬エフフォーリアの2着に敗れています。

また今年の日本ダービーでエフフォーリアを破ったシャフリヤールも、今回が古馬との初対決。前走の神戸新聞杯では不良馬場とはいえ4着に敗れており、同1~3着馬は次走の菊花賞で揃って馬券外に敗れているのも気になるところ。

春から成長しているのか?目に見えない疲れが残っているのかなどと、未知な部分を抱えています。

ポイント② ダークホースはどの馬だ?

過去の傾向から2強を形成するコントレイル、シャフリヤールは世間の評価ほど絶対的とは言い難く、他馬にも割って入る余地は十分あります!

そのヒントとなりそうなのが年齢別成績です。

▼ジャパンC年齢別成績(過去10年)
3歳[2-4-1-15]複勝率31.8%
4歳[4-2-3-41]複勝率18.0%
5歳[4-4-4-34]複勝率26.1%
6歳[0-0-0-25]複勝率0.0%
7~[0-0-2-19]複勝率10.5%

興味深いことに好走率が最も高いのは3歳馬。出走した3頭に1頭弱が馬券に絡んでいる計算で、今年のメンバーだと2強を形成するシャフリヤールや、同舞台のオークスを勝っているユーバーレーベンが該当します。

また近年のジャパンCは18年1着アーモンドアイ(1人気)、19年2着カレンブーケドール(5人気)、20年デアリングタクト(3人気)と3年続けて3歳牝馬が好走。規定により4キロ軽い53キロで出走できるのも有利に働いているようです。

一方、コントレイルを筆頭とする4歳馬は勝利数こそ多いものの、複勝率18%と苦戦傾向。先週のマイルCSでも3歳時に皐月賞、日本ダービーでコントレイルと雌雄を決したサリオスが6着に敗れており、4歳馬不利のデータや流れを覆せるか要注目でしょう。

ここからは、より実戦的な攻略法について説明していきましょう。

ジャパンカップは有馬記念と並んで国内最高賞金のレース。5着でも3000万円と高額に設定されており、出走する18頭は1つでも上の着順を目指して手を尽くします。

その上で、連続開催の最終週で馬場状態、明確な逃げ馬が不在のメンバー構成、枠順による各馬の位置取り、仕掛けるタイミングなど様々な要素が絡み合ってきます。

過去10年で振り返っても1・2番人気同士で決まったのは昨年の1回だけ。またポイント①で詳しく解説したとおり、過去の2強対決はほとんど上位人気2頭で決まっていません。

もちろん、馬券を買うわけですから、馬券になる可能性の高い軸馬を選びたいですし、プラス収支にしたいですよね。

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