【POG】ナムラビクターの弟・ナムラアラシが3馬身半差V…阪神新馬

12月26日(土)、5回阪神7日目6Rで2歳新馬(ダ1800m)が行なわれ、小林徹弥騎手騎乗の4番人気・ナムラアラシ(牡2、栗東・目野厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:54.5(重)。

2着には3馬身半差で2番人気・グロリアスメーカー(牝2、栗東・藤岡健厩舎)、3着にはクビ差で1番人気・ベルクリア(牝2、栗東・吉田厩舎)が続いて入線した。

好スタートを決めたのはエレジェントマインだったが、それを制してグロリアスメーカーが先手を主張。差がなくタマモマリンバ、ナムラアラシ、ベルクリアと続き、先頭から最後方まで5馬身差ほどの馬群でレースが進む。
ゆったりと流れで、4コーナー手前ではグロリアスメーカーが持ったままの手応えでタマモマリンバを振り切り、直線で突き放しにかかる。しかし、インで脚を溜めていたナムラアラシが馬場の真ん中に持ち出すと一気にグロリアスメーカーを捕らえて先頭。そのままリードを広げてゴールへ飛び込んだ。
2着争いは際どくなったが、逃げたグロリアスメーカーがクビ差ベルクリアを抑えて2着を確保。エンパイアメーカー産駒のワンツーフィニッシュとなった。

勝ったナムラアラシは兄に昨年のアンタレスSを勝ち、チャンピオンズCで2着に入ったナムラビクターを持つ良血馬。追われてからの力強いフットワークは兄を彷彿させるもので、暮れの仁川に楽しみな馬が現れた。
馬主は奈村信重氏、生産者は日高町のいとう牧場。馬名の意味由来は「冠名+嵐」。

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ナムラアラシ
(牡2、栗東・目野厩舎)
父:エンパイアメーカー
母:ナムラシゲコ
母父:エンドスウィープ

ナムラアラシ

ナムラアラシ

ナムラアラシ

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