【安田記念】イスラボニータは7枠15番!エアスピネルは4枠8番!

イスラボニータ

前走のマイラーズCで3歳時以来の勝ち星を挙げたイスラボニータ

6月4日(日)、3回東京2日目11Rで行われる第67回 安田記念(G1)(3歳上 国際 指定 定量 芝1600m)の枠順が決定した。

世界のマイル王モーリス、昨年のマイルCSの覇者ミッキーアイルがともに引退し、混戦模様となっているマイル路線。マイラーズCで2年半ぶりの復活Vを飾ったイスラボニータ(牡6、美浦・栗田博厩舎)は、7枠15番から14年皐月賞以来となる2つ目のG1制覇を狙う。鞍上のクリストフ・ルメール騎手はヴィクトリアマイル、オークス、日本ダービーとG1を3連勝中。史上初の4週連続G1制覇なるかも注目が集まる。

昨年のクラシックを沸かせたエアスピネル(牡4、栗東・笹田厩舎)は4枠8番から悲願のG1タイトルを目指す。今春の最大目標を安田記念に定め、年明けから1600mで3戦。京都金杯を勝ち、東京新聞杯3着、マイラーズC2着と高い能力を証明した。これまでG1では2,3,4,4着。“5度目の正直”となるか。

前哨戦の京王杯SCを勝ったレッドファルクス(牡6、美浦・尾関厩舎)は3枠6番に入った。昨年のスプリンターズSを制し、今春の高松宮記念は3着。芝ダート問わず短距離を使われ、5歳にしてトップまで上り詰めた。今回は9着に敗れたデビュー2戦目以来となるマイル戦。距離克服が最大の焦点となる。

中距離路線からの転戦組では、大阪杯2着のステファノス(牡6、栗東・藤原英厩舎)は8枠18番。G1での2着3回、3着2回とあと一歩届かないが、東京は天皇賞・秋で2,3着と安定している。マイル戦も14年の富士Sで大外枠から快勝しており、距離への不安もない。昨年の大阪杯でキタサンブラック、ショウナンパンドラ、ラブリーデイらG1馬をまとめて破ったアンビシャス(牡5、栗東・音無厩舎)は、2枠4番に決定。2歳冬以来の1600mで自慢の末脚を爆発させたいところだ。

実力馬がひしめく中、5連勝中の4枠7番グレーターロンドン(牡5、美浦・大竹厩舎)にも注目が集まる。最終追い切り後も出否未定だったが参戦を決め、初の重賞挑戦がG1レースとなった。福永祐一騎手との初コンビで新時代の到来を告げるか。

昨年の覇者ロゴタイプ(牡7、美浦・田中剛厩舎)は8枠16番。香港からの参戦で名手J.モレイラ騎手が手綱を取るコンテントメントは3枠5番、昨年の香港マイルを制したビューティーオンリーは6枠12番に決まった。

馬券は3日(土)より全国のウインズ・競馬場にて発売が行われる。発走は15時40分。枠順は以下のとおり。

枠-馬番 馬名 斤量
(性齢、所属、調教師、騎手)の順に表記

1-1 トーキングドラム 58
(牡7、美浦・斎藤誠、石橋脩)

1-2 ディサイファ 58
(牡8、美浦・小島太、四位)

2-3 サンライズメジャー 58
(牡8、栗東・浜田多、池添)

2-4 アンビシャス 58
(牡5、栗東・音無、横山典)

3-5 コンテントメント 58
(セ7、香港・J.サイズ、J.モレイラ)

3-6 レッドファルクス 58
(牡6、美浦・尾関、M.デムーロ)

4-7 グレーターロンドン 58
(牡5、美浦・大竹、福永)

4-8 エアスピネル 58
(牡4、栗東・笹田、武豊)

5-9 ロンギングダンサー 58
(牡8、美浦・田村、横山和)

5-10 クラレント 58
(牡8、栗東・橋口慎、岩田)

6-11 ブラックスピネル 58
(牡4、栗東・音無、松山)

6-12 ビューティーオンリー 58
(セ6、香港・Aクルーズ、Z.パートン)

7-13 ロジチャリス 58
(牡5、美浦・国枝、内田博)

7-14 サトノアラジン 58
(牡6、栗東・池江寿、川田)

7-15 イスラボニータ 58
(牡6、美浦・栗田博、C.ルメール)

8-16 ロゴタイプ 58
(牡7、美浦・田中剛、田辺)

8-17 ヤングマンパワー 58
(牡5、美浦・手塚、松岡)

8-18 ステファノス 58
(牡6、栗東・藤原英、戸崎)

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。

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