【中京記念】グランシルク悲願の重賞制覇へ「ユーイチ頼みで何とか」

グランシルク

19日、中京記念(G3)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、パラダイスSで2着のグランシルク(牡5、美浦・戸田厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F67.0-52.9-39.5-13.4秒をマークした。

【戸田博文調教師のコメント】
「前走を使った上積みがあります。先週併せ馬で結構やっていますし、今週は競馬当該週で輸送もあるので単走でやりましたが、動きも良く問題なくきています。今日は涼しかったので馬もラクだったようですし、リラックス出来て良い雰囲気です。以前はマイルで使うと、折り合いを欠いて力んで走ってしまって終いが甘くなることもありましたが、今はマイルでも折り合いは問題ありません。1400の競馬が続いたので、今回はマイルで前を射程圏に入れるような位置から競馬が出来れば勝ち負け出来るのではないか、というイメージを持っています。馬込みも大丈夫ですし、ペース次第にはなりますが、中団くらいで脚を溜められればと思います。正直、今の前が有利な中京の馬場は合っているとは言えませんが、乗れている福永騎手ですし以前に乗って馬のクセや良さも分かってくれているので、馬の能力とジョッキーの腕でカバーしてもらいたいと思っています。重賞で3着が続いていますし、ユーイチ頼みで何とか脱出したいですね」

前走、ダービー卿CTで4着のマイネルアウラート(牡6、美浦・高橋裕厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F70.2-54.6-39.7-12.8秒をマークした。

【高橋裕調教師のコメント】
「前走は馬場が悪かったですからね。この中間はリフレッシュ放牧に出ていました。北海道の涼しいところで調整してから帰厩しました。帰厩当初は少し細かったですけど、中間のカイ食いも良く体が戻ってきました。先週の稽古をしっかりやっていますし、今日はこのくらいで十分でしょう。先週は少し重かったですけど、今日の動きは良かったです。前々で競馬が出来ますし、仕上がりも良いので楽しみです」

マイネルアウラート