【札幌記念】エアスピネルなど13頭が登録 今年のポイントはココだ!

ウインムート

エアスピネルの1週前追い切りに
騎乗したルメール騎手

8月20日(日)、札幌競馬場で行われる第53回 札幌記念(G2)(3歳上 国際 特指 定量 芝2000m)の特別登録馬13頭が発表された。

夏期唯一のG2であり、例年、秋の大舞台を見据える実力馬が名を連ねるように、夏競馬最大のレースといえる一戦。昨年の覇者ネオリアリズムが直前に回避を表明と残念な知らせはあったものの、白熱した争いが期待される。

【札幌記念・総力特集】アンカツさん、谷中公一さんの最終結論◎も見られるメガ盛り競馬新聞も特別公開!

まず、注目は昨年のクラシックを沸かせ、今春はマイル路線に転じていたエアスピネル(牡4、栗東・笹田厩舎)だろう。前走の安田記念は展開のアヤで勝ちあぐねてしまったが、戦歴からはいつG1を勝ってもおかしくない存在。
距離適性の幅は広く、これまですべてのレースで手綱をとってきた武豊騎手からスイッチしてクリストフ・ルメール騎手との新コンビで臨む一戦。陣営も期する思いは強いはずだ。洋芝のレースは初めてだが、これまで上がりが速い競馬でひと押しに欠けている点からも、条件が向く可能性もあるだろう。

ドバイ遠征帰りのサウンズオブアース(牡6、栗東・藤岡健厩舎)も北海道での実戦は初めて。2000m以下の距離での実戦は3歳時以来という不安材料もあるが、これまでにG1で3度の2着と実績はメンバー中屈指。能力さえ発揮しきれば好勝負してもおかしくないが、休み明け、実績のない時季なども含め、克服しなくてはいけない課題が多いことも事実だ。

ヤマカツエース(牡5、栗東・池添兼厩舎)は前走の大阪杯でも3着に食い込み、G1のレベルでも争えることを証明。苦手の暑い時季を回避して、涼しい北海道での始動を選択したが、2000mの重賞は4勝とコース適性は最も高そう。近走の充実ぶりなら、この馬が最上位だ。

9カ月ぶりの前走を勝利で飾ったマウントロブソン(牡4、美浦・堀厩舎)、函館記念は道悪に持ち味をそがれた感のツクバアズマオー(牡6、美浦・尾形充厩舎)あたりもV争い圏内か。登録場は以下のとおり。

アングライフェン 57 古川吉
エアスピネル 57 ルメール
サウンズオブアース 57 横山典
サクラアンプルール 57 蛯名
サングラス 57 ○○
タマモベストプレイ 57 吉田隼
ツクバアズマオー 57 勝浦

ディサイファ 57 四位
ナリタハリケーン 57 藤岡康
マイネルミラノ 57 丹内
マウントロブソン 57 モレイラ
ヤマカツエース 57 池添
ロードヴァンドール 57 太宰

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。

この記事をシェアする