【金盃】8歳馬クラージュドールが得意の長距離戦で重賞初勝利!

クラージュドール

2月21日(水)、大井競馬場11Rで行われた第62回金盃(S2)(4歳上 別定 1着賞金2200万円 ダート2600m)は、森泰斗騎手騎乗の5番人気・クラージュドール(牡8、船橋・川島一厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:50.3(良)。

2着に1馬身差で6番人気・ウマノジョー(牡5、大井・渡邉和厩舎)、3着には2.1/2馬身差で4番人気・キングニミッツ(牡5、船橋・矢野義厩舎)が続いた。
1番人気に支持されたサブノクロヒョウ(牡5、大井・阪本一厩舎)は6着、2番人気のユーロビート(セ9、大井・渡邉和厩舎)は最後の直線で競走を中止した。

クラージュドールは16年に船橋・川島正一厩舎へ転厩してからもしばらく勝ち切れずにいたが、17年12月の総の国オープンで転厩後初、自身6勝目を挙げた。そして2018年、2戦目となった今回の金盃(S2)で重賞初勝利を決めた。馬主は社台レースホース、生産者は白老町の社台コーポレーション白老ファーム。馬名の意味由来は「黄金の勇気(仏)」。

1着 クラージュドール(森泰斗騎手)
「この馬とは歯がゆい、悔しい思いをしてきただけに、何とか一つタイトルを獲れればと思っていました。嬉しいですね。今日はスタートも決まり、折り合いも完璧でした。抜け出して、2着馬の脚音も聞こえていましたし、気の悪さを出していたので、ハラハラしましたよ。クラージュドールにはありがとう、タイトルを獲れておめでとう、と伝えました。長丁場を得意としている馬で、今後もこんな舞台で活躍してくれると思います。応援よろしくお願いいたします」

3着 キングニミッツ(石崎駿騎手)
「2番手をとりたかったのですか、相手も引かず、あの位置からに。条件的にはこなせますが、ロスなくいければ良かったのですが……」

4着 エンパイアペガサス(岡部誠騎手)
「もう少し前で競馬をしたかったですね。ロスなく回って、最後もジリジリと脚を使ってくれていますが、どうしても腰が緩いですね。パンとしてくれば、競馬は変わってくると思います」

6着 サブノクロヒョウ(和田譲治騎手)
「いつもは折り合いのつく馬なのに、今日は折り合いを欠いてしまいました。最後もバテてしまうほどでした」

クラージュドール

クラージュドール

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