ジェンティルドンナの全妹ドナアトラエンテがルメール背に完勝…新潟新馬

ドナアトラエンテ

8月5日(日)、2回新潟4日目5Rで2歳新馬(芝1800m)が行なわれ、C.ルメール騎手騎乗の1番人気・ドナアトラエンテ(牝2、美浦・国枝厩舎)が優勝。他と比べるとやや立ち遅れたが、バラけた中団で流れに乗る。3コーナー手前で馬群が凝縮し、前に壁を作りつつちょうど真ん中で折り合う。1000m1分4秒6という緩い流れで、前の馬も楽なペースで直線へ。逃げ、先行馬が横になって追い比べとなり、その後ろから外に出さず、馬群を割る進路から末脚を発揮。残り200mでムチが入ると一気に伸びて先頭に立ち、そのまま押し切った。勝ちタイムは1:51.3(良)。

2着には1馬身1/4差で4番人気・スマイルスター(牝2、美浦・大竹厩舎)と2番人気・マイディアライフ(牡2、栗東・高橋忠厩舎)が同着で入線した。

勝ったドナアトラエンテの全姉は12年に牝馬3冠、12~13年ジャパンC(G1)連覇、14年ドバイシーマクラシック(G1)制覇、ラストランの14年有馬記念(G1)制覇とG1・7勝の名牝ジェンティルドンナ、重賞2勝のドナウブルー。418キロでのデビューだけに、馬体がここからどこまで増えてくるかにも注目したい。馬主は有限会社サンデーレーシング、生産者は安平町のノーザンファーム

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1着 ドナアトラエンテ(ルメール騎手)
「乗りやすいですし、ちょうど良いレースができました。ペースが速くなくて前を捕まえるのに時間はかかりましたが、ラスト300メートルの切れはすごかったです。頭が良いですし、走ってきそうな馬ですね」

2着同着 スマイルスター(福永騎手)
「上手に走ってくれました。最後はまだビシッとやられていない分、ギアが上がり切れませんでしたが、良い内容の初戦だったと思います」

2着同着 マイディアライフ(戸崎圭騎手)
「賢くて乗りやすい馬ですね。フットワークも良いですし、最後までしっかり伸びてくれました」

4着 ブラックアイドタフ(田辺騎手)
「まだ馬が若いですね。スタートを上手に出てくれて良い位置で競馬ができましたが、遊んでいる感じが強かったです。これから競馬を理解して落ち着いてくれば、と思います」

5着 ロードブルームーン(三浦騎手)
「良いものを持っています。競馬までの過程で幼さを見せていましたし、ゲートもあの出だった割りに最後はあそこまできたように、能力が高いですね。これから気持ちのコントロールができるようになれば、持っている力を発揮できると思います」

  • ドナアトラエンテ
  • (牝2、美浦・国枝厩舎)
  • 父:ディープインパクト
  • 母:ドナブリーニ
  • 母父:Bertolini

ドナアトラエンテ
ドナアトラエンテ

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