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【スプリングS】弥生賞より人気薄が激走!馬券の盲点になる穴馬を狙え!<PR>
2020/3/19(木)
昨年10番人気で勝利したエメラルファイト
過去の勝ち馬にはキタサンブラック、ウインブライトなどが足掛かりとして、G1戦線で活躍しているスプリングステークス(G2、中山芝1800m)。2週前に行われた弥生賞と同じ皐月賞トライアルでも、両重賞のレース傾向には馬券に直結する決定的な違いがあります。
論より証拠。それは[前走クラス別成績]です。
【弥生賞】※2010~19年
※前走 着別度数
勝率 連対率 複勝率
G1 [2- 3- 5- 4]
14.3% 35.7% 71.4%
G2 [0- 0- 0- 3]
0% 0% 0%
G3 [5- 3- 4-25]
13.5% 21.6% 32.4%
OP [2- 1- 0- 8]
18.2% 27.3% 27.3%
1勝[1- 2- 1-33]
2.7% 8.1% 10.8%
【スプリングS】※2010~19年
※前走 着別度数
勝率 連対率 複勝率
G1 [2- 2- 2- 6]
16.7% 33.3% 50.0%
G2 [0- 0- 1- 4]
0% 0% 20.0%
G3 [2- 3- 1-31]
5.4% 13.5% 16.2%
OP [0- 0- 1-10]
0% 0% 9.1%
1勝[5- 4- 3-30]
11.9% 21.4% 28.6%
集計期間を同じにするため今年の弥生賞を除いた成績になりますが、赤字で表記した前走1勝クラス(旧500万下)の成績に注目してください。
弥生賞で馬券に絡んだ馬は数えるほどに対して、スプリングSでは阪神で行われた11年を除く過去9年で5勝。単純にベタ買いしても4回に1回以上は3着以内に来ています。
▼前走1勝クラスの好走馬(過去5年)
2019年
1着 エメラルファイト 10人気
2018年
2着 エポカドーロ 3人気
3着 マイネルファンロン 6人気
2017年
1着 ウインブライト 5人気
2着 アウトライアーズ 2人気
2016年
1着 マウントロブソン 4人気
2着 マイネルハニー 5人気
2015年
1着 キタサンブラック 5人気
3歳春に前走で1勝クラスを使って重賞に出走する馬は、今回が昇級戦か格上挑戦になります。基本的にクラスが上がるほど相手は強くなるので本来は不利のはず。まして重賞の舞台なら尚更でしょう。
ここまで極端な傾向が出ている理由として考えられるのが、両重賞におけるレース施行条件の違いです。皐月賞と同じく中山芝2000mで行われる弥生賞には多数の有力馬が集まります。出走間隔も本番まで中5週と余裕をもって臨める、牡馬クラシックの王道路線です。
しかしスプリングSは、皐月賞とは違う距離(芝1800m)になり、本番まで中3週とレース間隔が詰まります。これらの要素を嫌った有力馬陣営が弥生賞や別のレースを前哨戦に選択することで、実績で見劣る前走1勝クラスの馬にもチャンスが巡ってくるのです。
事実、冒頭で紹介した15年1着キタサンブラック、18年1着ウインブライトは、どちらも5番人気での初重賞制覇。昨年は勝ち馬エメラルファイトにいたっては前走1勝クラスを勝利したばかりで、10番人気の低評価でした。
少頭数のG2重賞でも波乱要素が多いスプリングS。今年の出走馬にも、いました。ファンが気づいていない本当に買うべきダークホースが……
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[記事提供:競馬セブン]
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