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【北九州記念】荒れるハンデ戦!狙うは牝馬!?
2020/8/16(日)

昨年はダイメイプリンセスが鮮やかな末脚で差し切り勝ち
昨年の北九州記念は、2018年のアイビスサマーダッシュ優勝馬ながら9番人気の低評価に甘んじたダイメイプリンセスが鮮やかな差し切り勝ちを決め、自身2つ目の重賞タイトルを手に入れた。鞍上の秋山真一郎騎手にとっては、小倉平地重賞完全制覇を達成する勝利となった。今年も小倉・芝1200を舞台に行われる。サマースプリントシリーズ第4戦。創設当初は2000メートルで行われその後1800に短縮されて、2006年から現行の1200のハンデ重賞として施行されている。
G1ホースとなったモズスーパーフレアが高松宮記念以来となるレースを迎える。前走はクリノガウディーの降着はあったものの、ハナを切り粘り込んだ堂々とした内容で価値は十分。今回は休み明けに加えて次戦を見据えた仕上げで臨んでくることが考えられるため、調教過程に注目したい。
昨年の勝ち馬のダイメイプリンセスと一昨年の3着馬ラブカンプーの森田厩舎コンビも揃って出走を予定している。どちらも小倉1200の適性は問題なく、暑い時期の好走歴も十分。昨年優勝のダイメイプリンセスはハンデ、逃げ先行タイプのラブカンプーは同型との兼ね合いがカギになりそうだ。
その森田厩舎コンビを破って前走のアイビスサマーダッシュを制したジョーカナチャンが、北九州記念で重賞連勝を狙う。直線競馬で良績を残しているが、コーナーを回る条件でも結果は出している。今年2月の北九州短距離ステークスは5着だったが、重馬場も堪えた様子もあり、今回も馬場状態が結果を左右するかもしれない。
他にも、小倉コース相性抜群のメイショウキョウジ、重賞勝ち馬アウィルアウェイとレッドアンシェルの巻き返しも見どころのひとつだ。
今春の古馬G1戦線では牝馬の活躍が目立ったが、このレースも近5年の成績を見ると牝馬がよく馬券圏内にきているうえに、昨年は上位4着まで独占と「夏は牝馬を狙え」の格言が当てはまりやすい。暑さの厳しい時期だけに、性別を問わず夏バテの傾向が見られないか調教の動きはしっかりチェックしておいた方が良いだろう。
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