【毎日王冠】シュネルとダノン2強の明暗を分けるのは?<PR>

1番人気が予想される3歳馬シュネルマイスター<br>写真提供:競馬ラボ

1番人気が予想される3歳馬シュネルマイスター
写真提供:競馬ラボ


ここで紹介する毎日王冠(G2、東京芝1800m)のポイントを読めば、レースのイメージが掴めるはずです。

先週のスプリンターズSは、2強を形成したレシステンシアが2着。ダノンスマッシュが6着と明暗が分かれました。実戦的な攻略法と合わせて参考にしてみてください!

■ポイント① 枠順
東京芝1800mの特徴はスタートしてすぐにコーナーがあるため、開幕週であることも相まって「距離ロスなく運べる内枠が理想」と考えているファンは多いと思います。しかし、実際はその真逆の傾向が出ています。

過去5年の枠番別成績
1枠[0-0-2-3]
2枠[0-0-0-5]
3枠[0-1-0-4]
4枠[0-1-1-4]
5枠[0-1-0-7]
6枠[2-1-2-4]
7枠[2-0-0-8]
8枠[1-1-0-8]

過去5年の勝ち馬は全て6~8枠に集中。東京コースは広く、コーナーも緩やかなので内外の距離差がほぼ感じられないコース設計になります。

そのため、内枠で揉まれないように早め早めに動くよりも、最初から最後まで自分のリズムでスムーズに走れる外枠が有利に働きます。

■ポイント② 1番人気が強い
秋のG1を目指す実力馬が前哨戦に使うレースだけあってメンバーレベルが高く、G1馬も多数参戦してきます。

中でも1番人気に支持された馬は強く、過去10年で【7-0-0-3】という成績。さらに、現在3連勝中と勢いもあります。
(18年6枠アエロリット、19年8枠ダノンキングリー、20年7枠サリオス)

枠順との関連性も無視できません。「強い馬に外枠からノビノビと走られたら敵わない」というのが実情でしょう。

今回はダノンキングリーシュネルマイスターのG1馬2頭が安田記念以来の再戦となります。人気はもちろん枠の並びはしっかり見ておきましょう。

■ポイント③ 3歳馬の台頭
1988年オグリキャップから2010年アリゼオまで勝ち馬が出ていなかったように、一昔前までは3歳馬には鬼門でしたが、近年ではすっかり様変わりして現在2連勝中です。

直近3年の年齢別成績
3歳[2-1-0-4]
4歳[1-0-2-9]
5歳[0-1-1-4]
6歳[0-1-0-4]

この背景には、早い段階でクラシック路線ではなく天皇賞秋を目指す意識が強まったことが関係しています。有力馬を多数抱える牧場、馬主であれば、戦力を使い分けることも可能です。

今年はシュネルマイスターが参戦。安田記念では0秒1差の3着でした。斤量差が縮まり、1800mへの距離延長でどういう結果になるのか注目です。

ここからは、より実戦的な攻略法について解説していきます。

今年は2強ムードが高まっています。「シュネルマイスターとダノンキングリーどっちを頭にする?」「いっそのこと1点買い?」と、馬券攻略のイメージを膨らませているのではないでしょうか。

ただ、注意しないといけないのがあくまでもG1の前哨戦であるということ。大目標が先にある馬なら余力残しの仕上げも考えられます。逆に、G1では歯が立たないと判断してココで全力勝負することもあるでしょう。

ですから、馬連で流すとしても軸馬選びは間違えられませんし、3連単も一筋縄ではいきません。つまり、力関係・仕上げ具合を見極めて、馬券の買い方を工夫する必要があります。

毎日王冠で2番人気は[0-2-0-8]と不振で、昨年のダイワキャグニー(4人気2着)やサンレイポケット(5人気3着)のような勢いのある馬が激走したりするのも、前哨戦ならではの要注意ポイントと言えそうです。

このようなレースで、どの馬を買ったら良いのか一目瞭然にしてくれるのが【 馬券候補5頭 】です。

長年、競走馬を間近で見てきた元調教師が出走させる側の視点で選び抜く候補馬は他では見られません!

毎日王冠では、この【 馬券候補5頭 】をぜひ活用してみてください。
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