直線突き抜けカラダロマンが差し切りV…中山新馬

12月20日(土)、4回中山5日目5Rで2歳新馬(ダ1800m)が行なわれ、吉田豊騎手騎乗の5番人気・カラダロマン(牡2、美浦・田村厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:59.2(稍重)。

2着には2馬身半差で1番人気・ドラゴンブルース(牡2、美浦・高柳厩舎)、3着にはクビ差で3番人気・ジョンブドール(牝2、美浦・高橋文厩舎)が続いて入線した。

ドラゴンブルースが好スタートを切るも、内から押してシャトーブリアンが先頭に立ち、ドラゴンブルース、カラダロマン、ワルなどが続く。ドリームアラウンドは一頭離されて最後方を追走。道中では9頭が一団となり、緩やかな流れに。
3コーナーから徐々に各馬がペースを上げ、サンフィアクルは後退。直線を向くと、シャトーブリアン、ドラゴンブルースの2頭が後続との差を広げる。直線半ばで、一度はドラゴンブルースが先頭に立つも、外からカラダロマンが一気に差し切りデビュー勝ち。また、マジンプロスパーの半弟として人気を集めたドラゴンブルースは2着に敗れた。

勝ったカラダロマンは近親にマイルCSなどを制したハットトリックがいる血統。
馬主は子安裕樹氏、生産者は平取町の清水牧場。馬名の意味由来は「冠名+ロマン」。

1着 カラダロマン(吉田豊騎手)
「初めて跨りましたが、追ってから良い感じでした。まだ緩さがありますし、新馬戦のキツくないペースも良かったですね。緩さが解消してくれば更に良くなって来ると思います」

2着 ドラゴンブルース(戸崎圭騎手)
「コーナーで少し張るところはありましたが、許容範囲内でした。最後は決め手の差が出ましたが、クセがなくて乗りやすい良い馬です」

3着 ジョンブドール(柴田善騎手)
「緩さがあってトモがハマるまで少し時間がかかりますけど、ハマってからは良い走りをしますね。楽しみな馬ですよ」

4着 シャトーブリアン(津村騎手)
「良いペースで逃げられました。性格の良い馬ですね。使って更に良くなって来ると思います」

5着 コパノウィルソン(田辺騎手)
「スタートは遅かったですけど、道中に砂を被ってもヒルまず走っていました。急かさず後ろでジッとしていましたが、終いは良い脚を使ってくれました。体が動くようになってくれば、ゲートも出るようになると思います」

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カラダロマン
(牡2、美浦・田村厩舎)
父:スズカマンボ
母:カルナアヴァンセ
母父:キングヘイロー

カラダロマン

カラダロマン

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