【POG】クロフネ牝馬アエロリットがデビューV!…東京新馬

6月19日(日)、3回東京6日目6Rで2歳新馬(芝1400m)が行なわれ、横山典弘騎手騎乗の1番人気・アエロリット(牝2、美浦・菊沢厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:22.8(良)。

2着には1馬身3/4差で3番人気・ダイイチターミナル(牡2、美浦・高市厩舎)、3着には3馬身半差で2番人気・スマートシグルズ(牡2、栗東・池江寿厩舎)が続いて入線した。

勝ち馬はポンとゲートを上手く出て、道中は逃げたシゲルピューマを前に置き、2番手で競馬を進めた。
直線に入り、鞍上の横山典弘騎手が坂下で追い出すと、直後で追走していたダイイチターミナルが詰め寄るが、スピードの違いで圧倒、ラストは突き放す格好でのゴールインとなった。

勝ったアエロリットはおじにNHKマイルCを含む重賞5勝のミッキーアイルがいる血統馬で、クラブでの募集価格は1400万円。おじのような卓越したスピード能力を見せてくれた。クロフネ産駒はカレンチャン、スリープレスナイトに代表されるように、牝馬、特に短距離での活躍が目立つ。また将来が楽しみな1頭がデビュー勝ちを果たした。
馬主は有限会社サンデーレーシング、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「隕石(フランス語)」。

1着 アエロリット(横山典騎手)
「真面目な馬だよ。返し馬からしっかりしていた。いい勝ち方ができたし、これからが楽しみだね」

2着 ダイイチターミナル(嘉藤騎手)
「かかったりせず、上手に競馬ができました。折り合いが付けば、伸びる手応えがありましたよ。勝てるかと思ったのに。相手が悪かったですね」

3着 スマートシグルズ(C・ルメール騎手)
「この先に向け、いい勉強になったと思う。直線はよく伸びている。距離はマイルくらいあったほうがいいね」

4着 ニシノヒナマツリ(藤田菜騎手)
「道中でふわふわしていたのに、直線はいい脚を使っています。使って変わると思いますよ」

5着 ハートオブスワロー(田辺騎手)
「ピリピリして新馬向きの気性。でも、スタートは遅かったですね。いい競馬はできていますし、次に期待したい」

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アエロリット
(牝2、美浦・菊沢厩舎)
父:クロフネ
母:アステリックス
母父:ネオユニヴァース

アエロリット

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