【マイルCS】逃げ切り狙うマルターズアポジー「気性を考えればマイルの方が良い」

マイルCSに向けて追い切りを行うマルターズアポジー

マイルCSに向けて追い切りを行うマルターズアポジー

15日、マイルチャンピオンシップ(G1)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、京成杯オータムハンデで4着だったマルターズアポジー(牡5、美浦・堀井厩舎)は、武士沢友治騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、4F53.4-38.7-12.3秒をマークした。

【武士沢友治騎手のコメント】
「前走は、やはり58キロが堪えましたね。他馬も同じ斤量を背負っていれば違いますけど、テンのダッシュがもうひとつでした。この中間も順調に調子が上がってきていると思います。追い切り時計は出そうと思えばいくらでも出ますけど、やり過ぎないように調整してきました。最終追い切りは輸送もありますし終い重点でやりましたが、良い感じでした。

2000では展開面の影響もありますし、絡まれたらその時点でテンションが上がりますからね。気性を考えればマイルの方が良いかと思います。パワーがあるので、あまり酷い不良馬場にならなければ道悪もこなせると思います。逃げ馬なので、馬場の外や真ん中に持ち出すことは考えていません。G1でマイルのスペシャリストも出てきていますが、京都コースでも自分の武器を生かせればと思っています」