ベックなど≪中山9・10・12R≫レース後のコメント

12月9日(土)、5回中山3日目9Rで霞ヶ浦特別(芝1800m)が行なわれ、大野拓弥騎手騎乗の3番人気・クラウンディバイダ(牡4、美浦・斎藤誠厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:48.7(良)。

2着には3馬身半差で2番人気・スマートエレメンツ(牡3、美浦・鹿戸雄厩舎)、3着にはアタマ差で7番人気・ラッシュアタック(牡5、美浦・菊川厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたゴールドスミス(牡3、美浦・二ノ宮厩舎)は8着に敗れた。

1着クラウンディバイダ(大野騎手)
「前2頭が飛ばしたように見えたと思いますが、実はそれほど速いペースではありませんでした。今日は展開が向きましたね。前走のときよりも落ち着きがあったことも大きかったです」

2着スマートエレメンツ(三浦騎手)
「良い走りをしていますし、終いもしっかり脚を使っています。まだまだこれから良くなっていくと思います」

3着ラッシュアタック(木幡巧騎手)
「クラスが上がってもやれますね。馬が安定しています。モタれは気になりましたが、モタらながらも終いに脚を使えているように能力があります。使って良くなりそうな感じもしますし、そうすればモタれも軽減するのではないかと思います」

4着フィールドシャルム(田中勝騎手)
「最後はもうひと踏ん張りがききませんでした。行った方が良いと聞いていましたし、行けたら行こうと思っていました。速い脚を使えるタイプではありませんが、展開が向けばやれていいと思います」

5着ジョンブドール(シュミノー騎手)
「終いの脚を生かす競馬をしました。道中ジックリ脚を溜めたかったので、あの位置からになりました。今日はもう少し早く外に出したかったということと、流れが遅くて展開が向かなかったことが響きました。1800はピッタリだと思います」

8着ゴールドスミス(戸崎圭騎手)
「全然脚を使えず、後ろの馬にも交わされてしまいました。緩さのある馬なので、今日のような条件ではダラッとした感じの走りになってしまうのかもしれません。時計のかかる馬場の方が良さそうです」

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10RでアクアラインS(ダ1200m)が行なわれ、田辺裕信騎手騎乗の5番人気・ベック(牡6、栗東・牧浦厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:11.2(良)。

2着には半馬身差で6番人気・リンガスウーノ(牝4、美浦・高橋祥厩舎)、3着には1馬身差で3番人気・サザンボルケーノ(牡3、栗東・加用厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたチュラカーギー(牝4、美浦・中舘厩舎)は15着に敗れた。

1着ベック(田辺騎手)
「この流れの割りには思ったより後ろのポジションになりませんでしたし、ラクに追走できました。1番良いポジションからスムーズに競馬が出来たことが良かったと思います」

2着リンガスウーノ(内田博騎手)
「昇級戦なので、力を試したいと思ってジックリ乗りました。直線で前があくまで時間がかかりましたが、その分あいてからは良い伸びを見せてくれました。こういう競馬を続けてきたことが実になりましたし、収穫の大きいレースでした」

3着サザンボルケーノ(松岡騎手)
「モマれない位置で競馬をしようと思って出していったら、ペースが速くなってしまいました。差す形なら違ったと思います」

4着ヒカリブランデー(北村宏騎手)
「前半はノンビリしていて追走に手間取りましたが、途中から手応えが良くなりました。内の進路があきましたが、左にモタれてしまって進路があいてから飛び込むまでに時間がかかりました。そこがスムーズなら並ぶところまでいったかもしれません。捌きひとつでした」

5着インディーズゲーム(田中勝騎手)
「前走のように終いに脚を使えればと思っていましたが、今日もしっかり伸びてくれました。終いが堅実になってきましたね」

15着チュラカーギー(戸崎圭騎手)
「今日はペースが速くなってしまいましたからね。展開が向きませんでした」

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12Rで3歳上500万(芝1800m)が行なわれ、内田博幸騎手騎乗の4番人気・アオイシンゴ(牡3、美浦・古賀慎厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:49.5(良)。

2着には3/4馬身差で3番人気・バトルスピリッツ(牡3、美浦・藤沢和厩舎)、3着には1馬身1/4差で2番人気・ショウナンサスケ(牡4、美浦・高橋文厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたクラークキー(牡3、美浦・池上弘厩舎)は10着に敗れた。

1着アオイシンゴ(内田博騎手)
「今日も少しイレ込んでギリギリの感じでしたが、イレ込みで消耗していたことを考えると、それでも勝ち切るんですから力がありますね。イレ込む面が改善されてくれば、上のクラスでも楽しみです」

2着バトルスピリッツ(シュミノー騎手)
「追い切りでも跨って、馬の雰囲気はとても良いと思っていました。スタートが決まって内の絶好位を取れましたが、今日は勝ち馬が良過ぎました。向正面で少しかかってしまって、それが無ければ逆転もあったかもしれませんが、休み明けを考えればよく走っていると思います」

3着ショウナンサスケ(柴山騎手)
「良い感じで運べましたが、最後は勝ち馬に離されてしまいました。もうワンパンチ欲しい感じはしますが、よく頑張っていると思います」

4着ウォーブル(柴田大騎手)
「行けなかったら途中からマクッていこうかと思っていましたが、ゲートを出てくれて良い位置で競馬が出来ました。道中もスッと動けますし途中で息を入れることも出来ますし、本当に競馬が上手で言うことがありません。どこかで勝たせてあげたいです」

5着コンフィデンス(田辺騎手)
「今日は久々と経験の浅さが重なった分か、力んでいました。良いものがあるので、落ち着きが出てくればと思います」

10着クラークキー(戸崎圭騎手)
「テンションが高くて、ゲートの中でもガタガタしていました。今日は競馬になりませんでした」

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