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セレクトセール2018

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高額落札は確実!注目馬リスト

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セレクトセールとは

「セレクトセール」とは?

セレクトセールとは、毎年7月に北海道のノーザンホースパークで行われるサラブレッドのセリのこと。その名の通り、生産者が上場したいと考えている馬を主催者側が血統背景や近親馬の活躍実績などを元に、選別した上で上場される。なので、基本的に良い馬を揃えたセリと考えてもらって良い。例年2日間にわたって開催され、一日目が1歳馬、二日目が当歳馬のセリになる。以前は当歳馬を中心に取引されていたが、近年世界的に見てもサラブレッドの市場取引は1歳馬が主流であり、それに順応する形で1歳馬市場も年々レベルアップ。近年は世界的名牝の産駒や、兄姉にG1馬のいる良血馬も名を連ねるようになり、世界各国のホースマンから注目を浴びる世界的に見ても大規模なサラブレッドのセールという位置づけになっている。

今年の見どころ

ディープインパクト産駒に例年注目が集まるが、今年、1歳セールに初年度産駒を送り出すのがディープ産駒のダービー馬・キズナ。産駒の評判は良く、今年も高額取引されるのは確実だろう。同世代のエピファネイアも初年度産駒が1歳を迎える。来年のデビューに向けて要チェックだ。

当歳セールに登場する新種牡馬の代表格と言えるのが2015年のダービー馬・ドゥラメンテ。父キングカメハメハ、母アドマイヤグルーヴ、祖母にエアグルーヴを持つ、日本競馬の歴史の結晶のような超良血馬は種牡馬となってからも評価が高い。産駒は生まれて数ヶ月とは思えないほどの筋肉量を持ち、高額取引はほぼ間違いない。

去年の様子
去年の様子

20年目の昨年も市場レコード更新

昨年20周年を迎えたセレクトセール。1歳、当歳ともに売却総額、平均価格、売却率は市場レコード。当歳セールからは父ディープインパクト、母イルーシヴウェーヴの牡馬が驚異の5億8000万円で落札されるなど、近年の市場好調の影響もあり、その勢いはとどまるところを知らない。世界中の競走馬セールを見渡しても、売却率90%近くで最高額が6億近いセールなどセレクトセール以外には存在せず、世界中の競馬関係者から注目を浴びている。

スワーヴリチャードほかセール出身馬が大活躍

2018年の春もセール出身馬の活躍が目立った。将来の日本のエース候補・スワーヴリチャードが大阪杯で脅威的な持続力を見せて初GI制覇。牡馬クラシック一冠目の皐月賞をエポカドーロが、春の天皇賞をレインボーラインがそれぞれ制するなど、その快進撃は目を見張るものであった。

しかも今年は、3年前に1歳セールで落札されたヨシダがアメリカGI・ターフクラシックSを制し、ディープインパクト産駒のサクソンウォリアーがイギリスGI・2000ギニーを制するなど、日本の血統が世界中で活躍を見せている。これにより海外の競馬関係者たちのセールへの参戦も更に増えてくるだろう。活発な取引により売却率や売却総額が過去最高の昨年を超える可能性は十分ある。

本年のセレクトセールもノーザンホースパークにて7月9日(月)1歳馬市場、10日(火)当歳馬市場の両日ともに午前10時の開始が予定されている。今年は何頭の億超え、ミリオンホースが登場するか注目だ。

2018年セレクトセールPHOTOギャラリー

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