【スプリンターズS】前日最終オッズ ビッグアーサーが2.1倍で1番人気!

10月2日(日)、中山競馬場で行われる第50回 スプリンターズS(G1)(3歳上 国際 指定 定量 芝1200m)の前日最終オッズが発表された。

1番人気はセントウルSを勝利して挑む春のスプリント王、ビッグアーサー(牡5、栗東・藤岡健厩舎)。2.1倍と高い支持を集めている。G1初挑戦となった高松宮記念はレコードタイムで優勝、ここを勝利すれば最優秀短距離馬のタイトルも見えてくる。前走は初めて逃げる形になったが全く問題にせず完勝。脚質にも幅が出てきた印象で、王者の走りを見せることができるか。

2番人気は8.7倍でレッドファルクス(牡5、美浦・尾関厩舎)。前走のCBC賞では芝の重賞初挑戦とは思えない上がり3F32.7秒の末脚で先行馬を一気に抜き去り優勝、重賞初制覇を飾った。芝ダート兼用で使われているところ、毛色が芦毛というところは14年の覇者・スノードラゴンに通じるものがある。その鋭い決め手がG1でも通用するのか、ここは試金石となる一戦。

3番人気にされたのはミッキーアイル(牡5、栗東・音無厩舎)で、9.4倍。14年NHKマイルCを逃げ切った後はG1勝ちから遠ざかっているものの、今年の春に阪急杯で3歳秋のスワンS以来の勝利を挙げると、続く高松宮記念も2着に入り、復調気配にあると云って良いだろう。前走からのぶっつけという不安要素もあるが、昨年僅差の4着に敗れたレース。陣営にとって「今年こそは」の思いも強いはずだ。

4番人気にダンスディレクター(牡6、栗東・笹田厩舎)で、10.3倍の単勝支持を集めている。前走のセントウルSは出遅れもあり、7着に敗れたものの、昨年の阪神C、今春のシルクロードSではビッグアーサーに先着しており、G1級の素質を秘めていると云える。脚部不安で高松宮記念に出走することができなかった悔しさをここで晴らしたい。

5番人気は3歳馬のシュウジ(牡3、栗東・須貝尚厩舎)で、14.8倍。ここまで1200mは3戦して3連対。函館SS、キーンランドCでは古馬相手に人気を集め、どちらも2着に入った。小倉2歳S時には将来のトップスプリンターとまで期待されていた馬。ここでも上位争いに絡んでくるだろう。

以下、昨年の桜花賞馬レッツゴードンキ(牝4、栗東・梅田智厩舎)が15.6倍、キーンランドCを制した3歳牝馬のブランボヌール(牝3、栗東・中竹厩舎)が15.9倍、函館SSを勝った同じく3歳牝馬のソルヴェイグ(牝3、栗東・鮫島厩舎)が17.6倍と続いている。

発走は15:40。中山で行われる電撃の6ハロン。まばたきできない一瞬の攻防から目が離せない。スプリント王に輝くのは果たしてどの馬か。単勝オッズは以下の通り。

  • 13 レッドファルクス 8.7
  • 15 ミッキーアイル 9.4
  • 11 ダンスディレクター 10.3
  • 5 シュウジ 14.8
  • 12 レッツゴードンキ 15.6
  • 2 ブランボヌール 15.9
  • 4 ソルヴェイグ 17.6
  • 16 ネロ 22.7
  • 14 ウリウリ 26.6

  • 6 ベルカント 32.4
  • 9 サトノルパン 33.5
  • 7 スノードラゴン 35.8
  • 10 レッドアリオン 58.8
  • 8 サクラゴスペル 77.8
  • 3 ティーハーフ 101.9

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