【クイーンC】ロカ、カービングパスなど20頭が登録

2月14日(土)、1回東京5日目に行われる第50回 クイーンC(G3)(3歳牝 国際 指定 定量 芝1600m)の特別登録馬20頭が発表された。

伯父にG1・7勝を挙げたディープインパクトを持つロカは、新馬戦では偉大な近親を彷彿とさせる、上がり33秒2の末脚で衝撃のデビュー。続く阪神JFでは1番人気に支持されるも、8着に敗退。出遅れが響き、直線では不利の多い競馬を強いられただけに、評価を下すのは早計。クラシック戦線へ弾みをつける結果が欲しい。

1番人気に推されたフェアリーSでは末脚不発に終わったカービングパスだが、勝ち馬から0秒4差と大きく負けておらず、展開も不向きだった。半兄には東京スポーツ杯2歳Sなど重賞2勝のコディーノがいる良血で、折り合えば末脚は強烈なものを持っている。前々走の赤松賞では、フェアリーSを制したノットフォーマルに先着しており、東京コースに戻っての巻き返しが望まれる。

ここまで2戦2勝のキャットコイン。ステイゴールド産駒らしい小柄な馬体ながら、強烈な末脚を秘めており、一発の可能性は十分にある。キャリア2戦は6、8番人気と低評価から勝利を収めているが、叔父に04年の年度代表馬ゼンノロブロイ、半姉に09年のファンタジーSを制したタガノエリザベートがいる血統で、クラシック戦線で活躍できる血統背景も持っている。前走ではレース内容が大きく良化していただけに、初の重賞レースでどんな走りを見せるか楽しみな存在だ。

母にフランスで重賞3勝を挙げたミュージカルウェイを持つミッキークイーン。13年のセレクトセールで1億円で取り引きされたことで注目される存在となった。新馬戦は直線だけの競馬で前残りの展開の中を0秒1差まで迫り、続く未勝利戦では中団待機から危な気ない競馬で快勝した。まだまだ底を見せていないだけに、キャリア3戦目の競馬にさらなる進境が期待される。

ファンタジーS2着のダノングラシアス。初のG1出走となった阪神JFでは初めて連対を確保できなかったが、外枠からのスタートも影響した。1400mでは安定した走りを見せているだけに、2度目の1600mで距離適性が問われそうだ。登録馬は以下の通り。

以下、2勝馬のスマートプラネットや、地方から笠松のゴールドジュニア(SP3)を単勝1.0倍の断然人気で快勝したジュエルクイーンなども出走予定。登録馬は以下の通り。

アンドリエッテ 54
カービングパス 54
キャットコイン 54
クイーンズターフ 54
サンクタリリアス 54
シングウィズジョイ 54
スマートプラネット 54
ダノングラシアス 54
パイナワレア 54
ファンシーリシェス 54

ブルックデイル 54
ペルフィカ 54
ホワイトウインド 54
ミッキークイーン 54
メイショウメイゲツ 54
ラクアミ 54
ロカ 54
ロッカフラベイビー 54

[地方馬]
ジュエルクイーン 54
ティーズアライズ 54

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