【秋華賞】オークス馬ミッキークイーンら20頭が登録

10月18日(日)、4回京都5日目に行われる第20回 秋華賞(G1)(3歳牝 国際 指定 馬齢 芝2000m)の特別登録馬20頭が発表された。

オークス馬ミッキークイーンは前走のローズSで出遅れながらも、出走メンバー中上がり最速の脚を繰り出し2着に入った。ここまでキャリア6戦すべて連対と、安定した走りを見せている同馬。オークスでしのぎを削りあったクルミナル、ルージュバックが不在のこの舞台では大本命と目される。

今年は夏の上がり馬が目立っている。筆頭格はタッチングスピーチだ。春はクラシック出走が叶わなかったものの、夏の札幌で勝ち星を挙げて弾みをつけると、ローズSを制してみせた。勢いのままにG1でも持ち前の決め手を発揮できるか。同3着のトーセンビクトリーは母がG1馬トゥザヴィクトリー、兄もトゥザグローリーらという超良血馬。初の大舞台とはいえ、血統的には何ら心配は無いだろう。

もう一つのトライアルレース、紫苑Sの勝ち馬であるクインズミラーグロは春の休養を経て一変。同レース2着のホワイトエレガンスと共に、紫苑Sからのステップは不振というジンクスを打破できるか注目だ。

もちろん春の実績馬も侮れない。桜花賞馬レッツゴードンキは差し馬が上位3頭を占めたローズSをハイペースで引っ張って4着に踏ん張った。京都の内回りコースに替わり、スムーズに折り合いがつけば、当然巻き返しの芽もあるだろう。大幅な馬体増をひと叩きしたフローラSの勝ち馬シングウィズジョイにも十分チャンスはあるはずだ。

牝馬三冠最終戦を勝つのは上がり馬か、それとも春の実績馬か。登録馬は以下の通り。

【優先出走権獲得馬】
クインズミラーグロ 55 吉田豊
タッチングスピーチ 55 C.ルメール
トーセンビクトリー 55 武豊
ホワイトエレガンス 55 丸田
ミッキークイーン 55 浜中

【以下、収得賞金順】
レッツゴードンキ 55 岩田
ココロノアイ 55 横山典
クイーンズリング 55 M.デムーロ
シングウィズジョイ 55 内田博
キャットコイン 55 柴田善

ノットフォーマル 55 黛
ディアマイダーリン 55 福永
ディープジュエリー 55 柴山
アスカビレン 55 池添
テンダリーヴォイス 55 松山

アンドリエッテ 55 川田
アースライズ 55 川須

【以下、抽選対象馬(1/3)】
テルメディカラカラ 55 秋山
マキシマムドパリ 55 幸
レッドカーラ 55 四位

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